初心忘るべからず

2020 FIA-F4 ツインリンクもてぎ Rd.7~9【レーサー菊池のレースレポート】

 
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みなさんこんにちは!レーシングドライバー兼レーシングブロガー?の菊池宥孝です。 僕は7歳から20歳までサッカー少年でしたが友人の影響から、「レーシングドライバーになりたい!」と強く思うようになり、2015年からレースの世界に足を踏み入れました。 ’15’16:ローカルカートレース ’17:全日本カート選手権FS-125クラス ’18’19:スーパーFJで四輪デビュー ’20:FIA-F4【ATEAM Buzz Racing #32】 「初心忘るべからず」「常に謙虚で満足しない」事をモットーに時代を変える最強最速のドライバーを目指しています。 それと、レーシングカート入門書も出版しました! 応援よろしくお願いします!!
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みなさんこんにちは!レーシングドライバー菊池宥孝です。

今回は、11月7.8日にツインリンクもてぎで開催された、「FIA-F4もてぎ大会Rd.7~9」のレースを振り返っていきます。

ツインリンクもてぎは2018年のスーパーFJで、2度レースに出たことがありましたが、それ以来全く走っておらず、イメージが沸いていませんでした。

そのためレースウィークに入る前に、イメージトレーニングやコース外から走行を見て学ぶなどの準備をしてからレースウィークに入りました。

 

それと、11月12日に僕の書いた本が発売されました!モータースポーツの入り口であるレーシングカートの入門書です。レーシングカートを始めてみたい人、レーシングカートの入門者にピッタリです!

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公式プラクティス1.2(Day1)

公式プラクティス1.2(Day1)

1回目:2:00.000 22位
2回目:2:00.146 20位 

データロガーがタイムを拾えないトラブルはありましたが、それ以外は問題なく周回を重ねました。

ドライビングの課題が出てきたと同時に、持ち込みセットが僕にもチームメイトにも合っていなかったため、探り探りの走行でした。

ただ、セッティング以前にドライビングでタイムアップ出来る幅がかなり大きいと感じていたためセッティングも変更したものの、ドライビングを中心に改善を目指す方向性で進めました。

開幕戦の富士大会や、第2戦の鈴鹿大会で学んだドライビングは活かせていましたが、ツインリンクもてぎの走らせ方が難しかったです。

さらに走行中にデータロガーで表示される、±のリアルタイム表示(○○のコーナーで0.05秒縮まっているなどの判別が出来ます)を重視してきた僕にとっては、この機能が使えないことも痛かったです。

 

公式プラクティス3.4(Day2)

公式プラクティス3.4(Day2)

3回目:1:58.776 14位
4回目:1:59.436 20位

チームスタッフの方がデータロガーの計測トラブルを解決しようとしてくれましたが、原因不明のままでした。ただ、他のトラブルはなく集中して走り込めました。

走行中にロガーが使えない中でドライビングの向上とセットアップの改善を同時に行う難しい走行でしたが、他車の後ろで比較する周も混ぜながら走行を重ねます。

3回目のプラクティスでは、まだまだコースの攻略が出来ていなかったため、1周をまとめることよりも各セクターで良い走りを探すことをメインに考えました。

そのため、セクターベストを繋ぎ合わせればシングルポジションを狙えるくらいの速さはクルマにはあったことが確認出来ましたが、1周がまとまらなかったり、比較するため積極的に集団の中で走っていたため下位に沈みました。

4回目のプラクティスでは、さらにドライビングを改善させようと単独走行を中心にアタックしましたが、悪い方向に行ってしまい大きくタイムが落ちてしまいました。ただ、セッション後半に赤旗中断があり、そこで変更したセッティングと一旦落ち着いてドライビングを整理して走ったラスト2周は非常に良い感覚でした。

 

公式プラクティスの課題点

限られた走行時間の中でドライビングの改善に時間が掛かったことが全てです。

大きな理由は、データロガーが使えないトラブルに対処するのが遅れてしまったことから来ています。公式プラクティス2回目から積極的に集団の中で走る判断が出来ていれば、1セッション分早くドライビングの改善が進められた可能性があります。

僕は分析重視でドライビングを磨いてきましたが、今回の経験をもとに「感覚」の部分もさらに磨いていきたいです。

 

良かった点もありました

Day1が終わってから、課題点を細かく整理してイメージの練り直しをしたのが良かったです。Day1からDay2にかけて1.5秒近くタイムを向上させられたのは、ドライビングのイメージの練り直しが大きいと思います。

また、セットアップに対するコメントが、経験のあるチームメイトの#31神選手と同じ感覚だったことも良かったです。逆を言えば、神選手と僕にあるタイム差を縮めるにはドライビングの向上が必要不可欠です。

チーム内で多くの話し合いを重ねて出したセットアップも、公式プラクティス4回目に良い方向性が見つかったことも良かったです。

 

予選

予選

ベストラップ 16位 1:58.850(+1.201)
セカンドベスト 16位 1:58.876(+1.136)

前を走る2台が速いドライバーだったため、付いていってタイムを出そうと考えました。序盤2周でこのポジションを取れたことは良かったです。

しかし、ウォームアップ中に間隔を空けすぎてしまい、アタックラップに入った時には付いていけずに単独走行になってしまいました。

予選後半にかけては、周回遅れの処理が下手でクリアラップが取れなかったり、クリアラップを取るためにゆっくり走っている間に後続の集団が来てしまい、さらに混雑した位置取りになり、まともにアタック出来ないままチェッカー。

グダグダな予選にしてしまいました。

 

レース1(Rd.7)

16位→リタイア
※NEWタイヤ

スタートは悪くはなく普通のスタートでした。

序盤のバトルで何度か前に出れそうでしたが並走するたびに幅寄せされて押し出されてしまい順位を落としてしまいました。かなり悪質な幅寄せでしたが、当該車両にペナルティは課されませんでした。

その後、複数台でのバトルが続きましたが、5周目に目の前でスピンした車両をキッカケにもう1台も接触しスピン。

僕はアウト側に行き場があるように見えたのでアクセルを踏みましたが、反対側から勢い良く1台が飛んできたためギリギリで行き場を失いコースアウト。

芝生が湿っていたのかFIAF4の車高が低いからなのか分かりませんが、全くグリップしなかったため、何も出来ないままV字コーナーを横から突っ切りました。誰にも接触しなくて良かったです。

しかし、このコースアウトとV字コーナーの縁石に乗り上げたことによってフロアを損傷し、まともに走れなくなりリタイアしました。

 

レース1の課題

レース1の課題

序盤のバトルで前に出れなかったのが悔やまれます。ダーティーなバトルをするドライバーに対応するのが遅れてしまいました。

コースアウトについては飛んできたタイミングが悪すぎたため仕方ないですが、あの位置を走っていたこと自体が悪いと思っています。

 

レース2(Rd.5)

16位→12位
トータルラップ 27:25.447(+13.812)
ベストラップ 1:59.250(+1.068)
※レース1使用タイヤ

スタートはクラッチミートで少し遅れてしまいました。

レース1の反省を生かしたバトルで押し出されることなく、15位でオープニングラップを終えます。

その後、バトルでコースアウトしかけたドライバーを抜いて14位に。

1度、後方のドライバーに追い付かれて抜かれます。それでも、すぐに抜き返して14位のままセーフティーカーが入りました。

セーフティーカー解除のタイミングで前方のドライバーが遅れてしまったため、上位集団と離されました。

S字1個目でそのドライバーを抜いて13位に。さらに前で1台がスピンして12位になりました。

ラストラップのセクター3で9位あたりを争っていた集団のバトルに追い付いて隙を伺っていたものの、逆にセクター4で後方のドライバーにオーバーテイクを許してしまい、13位でチェッカー。

レース後に上位のドライバーがペナルティを受け、12位に繰り上がりました。

 

レース2の課題

レース2の課題

ラストラップのヘアピンで1台抜けるチャンスがありましたがチャレンジ出来ませんでした。そこで見合わせたことによって、次の90°コーナーでオーバーテイクを許すことに繋がったと思います。

オーバーテイクを許したシーンも、「この距離間なら抜かれないだろう」と少し油断してしまっていました。そこを見透かされていたように感じます。

 

レース3(Rd.6)

25位→16位
トータルラップ 28:54.350(+20.028)
ベストラップ 1:59.409(+0.917)
※予選使用タイヤ

25位からスタートしたオープニングラップは、8台抜いて17位に上がりました。もう2台抜けそうでしたが、オープニングラップのセクター4でセーフティーカーが入ります。

セーフティーカー解除の1コーナーで16位に浮上。しかし、同じく後方スタートだったドライバーを1度ブロックしましたが速そうだったので、その後は抵抗せずに抜かせて付いていこうと考えました。

そのドライバーには徐々に引き離されてしまいましたが、前方の集団には追い付いていきました。

前日にチームメイトの#31神選手が、ビクトリーコーナー進入で無理矢理インにねじ込む抜き方が上手かったので、それを真似したオーバーテイクで16位に。

その後も前方のドライバーに徐々に追い付いたものの、セクター3で上手く付いていけずに抜けないまま16位でチェッカーを受けました。

 

レース3の課題

レース3の課題

レース終盤、ペースが近い相手のスリップに入りかけた中でも、ダウンフォースが必要なセクター1.2で近付いていくことが出来ましたが、セクター3.4の低速コーナーで少し離されてしまうため抜けませんでした。

もう少しドライビングを工夫しなければいけませんでした。

 

もてぎ大会の反省点と今後の取り組み

今回の参戦にあたって、多大なるサポートをして頂いた皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!

レースに向けて良いクルマに仕上がったものの結果に繋げられなかったのが残念です。それでも、自分の課題点は徐々に改善しているので、日頃から応援してくださる皆様とともに高みを目指していきます。

そして、ドライビングの課題点も少しづつ絞れてきているのと同時に、トップと遜色ないコーナーもあるので、悪い所は改善しつつ良い所の完成度も高めて最終戦の富士大会で成果を発揮したいです。

最終戦もぶっつけ本番になりますが、これらの課題をさらに分析して最終戦に臨もうと思います。

来年に繋げるためにも、最終戦の富士大会は今シーズンの学びを全て生かせるように準備して臨みますので、応援よろしくお願いいたします!

ATEAM Buzz Racing/#32 Kikuchi Hirotaka

 

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【個人パートナー】

 

【個人各種協賛】

  • ムーンムーン株式会社 様

 

【個人レーシンクギア各種協賛】

  • アウティスタ 様
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  • アクセル有限会社 様

写真提供:南 博幸 様、fumiya yamasita 様

 

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