【レンタルカート乗り比べレビュー】イオンタウンの屋上にあるミエ・ルートワン・サーキットに行ってきました

みなさんこんにちは!レーシングドライバー菊池宥孝です。
先日、イオンタウン四日市泊店の屋上にあるMIE Route1 Circuitでレースイベントがありました。ここのサーキットは、僕が今シーズンFIA-F4選手権に参戦しているBuzz Factoryが運営するレンタルカート場です。※僕が出たFIA-F4のレースレポートはこちらから
特に現役ドライバーと一緒に楽しむ気軽なイベントが多く、F4などのフォーミュラドライバーから、全日本カート選手権に参戦するカートドライバーまで、多くの現役ドライバーが先生としてカート教室を開催しています。
僕も先生としてお邪魔しました(笑)。Twitterで呟いた当日の様子です↓
https://twitter.com/Hiro_Kikuchi714/status/1341000888249282560?s=20
前回のレースが微妙な内容だったので、レース欲の発散も兼ねて楽しんできました(笑)。
そして毎月コースレイアウトが変わるのも魅力です。11.12月のコースレイアウトは僕が考案させていただきました。本庄サーキットのダンロップコーナーと、鈴鹿の1.2コーナーと、キクチヘアピンと、キクチ最終コーナーがあります(笑)。
予定では、茂原のコの字コーナーと、モンツァの最終コーナーも入れていましたが、それは不採用でした(笑)。
そのため、実際に自分が考案したコースレイアウトを走りたかったのと、前回初めて行った際に遅かったのでリベンジも兼ねて、逆回りレイアウトでしたが行ってきました。
というわけで今回は、先日のイベントで乗った1.3.4.6号車の乗り心地の違いを勝手にレビューしてみます。違いと言っても、タイヤの消耗具合によってもバランスは変わるので今後の責任は取りません(笑)。
各車、比較しているので、実際に行ったときはこの記事に書いてあることが本当なのか確かめてみてください。
そして、カートの入門書を先日のイベントで購入していただいた方々、ありがとうございます。
出来栄えに差があるサインも喜んで書きますよ~(笑)。まだまだ書き慣れていないので、世界に一つだけのレーサー菊池のサインです(笑)。書き慣れる前に是非!
▼イラストマニュアル・はじめてのレーシングカート▼
目次
そもそもレンタルカートごとに違いが生まれるのは何故なのか?
レンタルカートはどれも全く同じ乗り味ではありません。各カートごとに癖が少なからずあります。
- 跳ねやすいカート
- 少しリアタイヤが滑りやすいカート
- 曲がりやすいカート
- ちょっと曲げるのにコツが必要なカート
などなど、各レンタルカートごとに少しづつ速く走らせるコツが変わってきます。この違いを感じて合わせるのも一つの楽しみ方です。
今回お邪魔した屋上レンタルカート場は、2ヶ月に1回レイアウトが変わるため路面状況がよく変わりますし、タイヤのライフによってもマシンバランスは少しづつ変わってきます。
それを含めて楽しめるので、現役ドライバーの目線でも非常に楽しいレンタルカート場です。
乗り方でタイムが大きく変わった1号車
マシンバランス:ニュートラルステア
ひとこと:おもしろい!
他のカートと同じようなブレーキングをするとバタバタと跳ねやすかったです。そのバタつきを抑えるために、ソフトタッチなブレーキングでリアタイヤをスライドさせないように乗るとタイムが上がりました。
このバタつきの原因は、最近1号車が新品タイヤに履き替えたためだそうです。新品タイヤはタイムアップすると思われがちですが、オーバーグリップで失速しやすいのだとか??
乗り方の変化によって一番タイムの出方が変わったので、個人的には一番面白いカートでした。
頑張って曲げに行く3号車

3号車の写真はなかったのでセグウェイを楽しむメカさんをどうぞ(笑)。
マシンバランス:アンダーステア
ひとこと:難しい…
アウトラップからフロントの入りが鈍いのが気になりました。頑張って曲げに行って、リアタイヤが流れないように耐える的な乗り方が良いような?笑
個人的には難しいレンタルカートでしたが、タイム的には差はないみたいです。
ただ、スタッフのKさんは3号車が乗りやすくてお気に入りだそうです(笑)。
外から見てると、体を上手く使ってアグレッシブに向きを変えるような乗り方に見えました。とてもカート未経験者とは思えない走りっぷりです。
元気な走りが好きなドライバーには向いているカートかもしれません。
全く癖がない4号車
マシンバランス:ニュートラルステア
ひとこと:癖がない??
若干アンダーステアなような気もするものの、最初のステアリングの切り込みでフロントがグイっと入れば普通に曲がっていくため、ニュートラルステアだと評価しました。
立ち上がりで少し遅れていましたが、おそらく僕のライン取りが小さすぎたことが要因です。
バタつきも少なく、カート自体に全く癖は感じませんでした。そのため、ドライビングがそのまま反映されるようなカートに思えました。
シャキシャキ曲がった6号車
マシンバランス:弱オーバーステア
ひとこと:シャキシャキ曲がって楽しい!
4台の中で一番乗りやすかったのが6号車です。シャキシャキ曲がるし、タイヤのグリップもちょうど良い。。
S字っぽいヘアピンが連続する12月のコースレイアウトには合っているように思えました。←このレイアウトはもう終わるけど(笑)。
個人的には一番好きな動きです。
レンタルカートの主!?鶴田選手に勝ちたい…
やはり、レンタルカートといえどレースは楽しい!
楽しいのですが、三重ルートワンサーキットの主、鶴田選手に勝てません(;’∀’)
「あと0.2秒上がれば…」と頑張りましたが、ダメでした(笑)。全体的に立ち上がりで遅れていたので、その点で何かコツがあるのでしょう。
ただ、とあるコーナーのライン取りを指摘されて、そこを修正したらタイムアップしました。その辺がコツだと思います。
僕はそのコーナーで立ち上がり重視すぎるライン取りらしく、もう少しボトムスピードを上げるライン取りに変えました。
ちなみに3コーナー(キクチヘアピンの次のコーナー)の話ですが、12月限定のコースレイアウトなので、、、(笑)。
次回に持ち越しですね。
三重ルートワンサーキット(MIE Route1 Circuit)はこちら
三重ルートワンサーキットはイオンタウン四日市泊店の2Fフードコート奥に入り口があります。
黒っぽいデザインで、なんとなくラウンドワンっぽい感じ?がしました(笑)。入り口通路にはBuzz Racingのドライバーたちのサインがたくさんあります。
そして2歳児から大人までが乗って楽しめるので、お子様連れのファミリー層にも人気です。
- 大人用レンタルカート
- ジュニア用レンタルカート
- セグウェイカート
- チャイルドカート
こんな感じで楽しめます。店舗情報は下記のリンクからどうぞ。
▶【手ぶらでフラッと】イオンタウンの屋上にあるレンタルカート場→https://www.mieroute1.com/
写真提供:MIE Route1 Circuit 様、Fumiya Yamasita 様
このサイトの運営者である、レーシングドライバー菊池宥孝は2021年もFIA-F4選手権の参戦に向けて準備を進めております。しかし予算面で諸事情があり、2021年シーズンは何も決まっておりません。
現在、FIA-F4の参戦と優勝を目指して準備をしている段階です。
よろしければ【2021年度のレース参戦企画書】をご覧いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。