初心忘るべからず

スターレットグランツァVは最高に速いクルマでした

 
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みなさんこんにちは。 レーシングドライバー兼レーシングブロガーの菊池宥孝です! 僕は7歳から20歳までサッカー少年でしたが友人の影響から、「レーシングドライバーになりたい!」と強く思うようになり、2015年からレースの世界に足を踏み入れました。 3年間レーシングカートで着実にステップアップをして、2017年には全日本カート選手権にもシリーズ参戦。 2018年から、スーパーFJで四輪デビューして、岡山国際サーキットシリーズを中心に戦っています。 【通算成績】 レーシングカート:3勝 スーパーFJ:2勝 2018スーパーFJ岡山シリーズ:ランキング2位 2018スーパーFJ日本一決定戦:7位/32台 「初心忘るべからず」「常に謙虚で満足しない」事をモットーに時代を変える最強最速のドライバーを目指しています。 応援よろしくお願いします!!
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みなさんこんにちは。レーシングドライバー菊池宥孝です。

「スポーツカーに乗りたいけどお金をかけられない」「街乗りでも楽しめるスポーツカーが欲しい」「個性的なスポーツカーに乗りたい」そんな方にピッタリなスポーツカーはズバリ、トヨタ スターレットグランツァV(EP91型)です。じゃじゃ馬と呼ばれるこのスポーツカーを実際に僕も大学生の頃に所有していました。

2019年1月現在、スターレットグランツァV(EP91型・5代目・平成8年~平成11年)は中古車市場で50万円~100万円で手に入る、価格帯の安いスポーツカーで狙い目になっています。4年間という短い生産期間であったこと、草レースや運転技術を磨くための入門用として売れていたことなどによって、現在では希少車という扱いに変わってきているため、価格が下がりにくくなっています。

スターレット グランツァV

でも、「本当に安いのか?」「じゃじゃ馬と呼ばれるくらい本当に速いのか?」など、分からないことが多いですよね?

そこで今回は、軽量ボディにハイパワーエンジンを搭載した「じゃじゃ馬」と呼ばれるスポーツカー、TOYOTAスターレットグランツァV(EP91型)を徹底的に解説していきたいと思います。




安い・速い・楽しいスターレット

スターレット グランツァV 定峰峠

好きな峠は定峰峠でした(笑)

スターレットグランツァVの特徴は何と言っても、「想像以上の加速」と「維持費の安さ」です。

特に、1速と2速のべた踏みフル加速はまるで、ジェットコースターに乗っているようなドキドキ感が味わえます。ターボラグが大きいことによって、スリリングな乗り味になり「じゃじゃ馬」と呼ばれるのでしょうね。

そんな「じゃじゃ馬」のような運動性能を持ちながら燃料代や税金などの維持費も安く、当時大学生だった僕でも楽に所有出来ました。

 

スターレットグランツァVの基本性能

スターレットグランツァV 性能

フルノーマルで購入後、社外アルミ・社外足回り・リア3面スモークにしました。

 スターレットグランツァV(新車価格約150万円)

型式 E-EP91
全長×全幅×全高 3790mm×1625mm×1400mm
エンジン型式 4E-FTE
過給機 IC付ターボ
圧縮比 8.2
ミッション 5速MT
車両重量 920㎏
最高出力 135ps/6400rpm
最大トルク 16kg.m/4800rpm
パワーウエイトレシオ 6.81㎏/ps
駆動方式 FF
ホイールベース 2300㎜
前トレッド/後トレッド 1400mm/1400mm

スターレットグランツァVの特徴は、車重920㎏の軽さと、1.3ℓ直列4気筒ターボエンジンによってパワーウエイトレシオ6.81kg/psという数値を出せることです。これは、新車価格150万円のスターレットは、アウディTTクーペ(約500万円)や、光岡オロチ(約1000万円)などと同等な数値であり、安くて速いというコンセプトを数字で証明していることになります。

光岡のオロチ
アウディTTクーペ

 

スターレットグランツァVの走行性能

スターレットグランツァV 走行性能

地元で雪上トレーニングにも行きました(笑)

実際にスターレットを走らせると、爆発的な加速力に驚きます。中高回転(5000~6800回転)でどんどん後ろから押し出されるようなパワーの出方で少しひやひやしながら乗っていました。現代のターボ車よりもターボラグが大きく、ドッカンターボと呼ばれています。

ちなみに指定のレギュラーガソリンではなく、ハイオクガソリンを入れると少し速くなった気がしました。(気のせいかもしれません 笑)

コーナリング性能は、純正の足回りはローグリップのエコタイヤでない限り、柔らかすぎて限界値が落ちてしまっています。

車高を下げて足回りを硬くすると回頭性が良くなり、サーキット走行に向いている車に仕上がりました。減衰力をソフト寄りにすれば街乗りでもそれほど気にならずに走れますので、少しでもサーキットを走る機会があれば車高調を入れるのは必須です。

他には、ロールバーも入れた方が良いと感じました。僕のスターレットグランツァVはロールバーが付いていなかったのですが、旋回時にギシギシとリア周りから音がしたので、おそらく剛性不足であったのだと思います。

0-100km/h加速

 

先代EP82型からの装備変更点

 マニュアルシフト スターレットグランツァV

スターレットグランツァV(EP91型)は先代の(EP82型)から

  • 衝突安全ボディGOAの採用
  • ABS(アンチロックブレーキシステム)の標準装備
  • 運転席SRSエアバックシステムの標準装備
  • 1速発進時にブースト圧を抑える機能
  • 常にブースト圧を抑えるLOモードスイッチ

によって、安全性能が大きく向上しています。当時の時代の流れに乗った車です。いくら速くても危険な乗り物には乗りたくないですもんね。

 

スターレットがFFレイアウトの理由

スターレットがFFレイアウトの理由

1990年代後半はFFスポーツカーが増え始めた時期でもあった

 スターレットは車体前方に搭載されたエンジン・駆動輪は前輪、というFFレイアウトが採用されています。FFレイアウトといえばスポーツカーには不向きであると考えられています。

しかし、スターレットはFFレイアウトでなければ製造不可能であったと僕は考えます。

FFレイアウトの特徴として、

  • 軽量化
  • 製造コストを抑えられる
  • 燃費向上
  • 直進安定性が強み
  • 室内空間を広くとれる

などが挙げられます。

スターレットグランツァVは「安くて速い」のが売りの車ですので、製造コストを抑えること、速く走れることが必須の条件です。

必然的に、速さを生み出すため・製造コストを下げるために、軽量ボディと新車価格約150万円の安価な車体を実現出来るFFレイアウトでなくてはいけませんでした。

さらに、普段乗り用にも使えるように5人乗りのハッチバックタイプで生産し、軽量化の恩恵を受けて燃費も良く、僕は日常の買い物やドライブで人数を乗せる時でも気軽に乗ることが出来ました。

 

スターレットグランツァVの口コミ

スターレットグランツァV 口コミ 

満足している点

・安い!それでいて手軽に人車一体感が楽しめかる

・接地感が高く、遊園地のゴーカートに乗っているような楽しさがある

・グランツァVの1.3lターボは馬鹿っ速!

・燃費も悪くない(街乗り9km/l、高速12km/l)

・古いけど故障がなく、信頼できる

・車検も保険も部品も安い(つまり維持費がお得!)

・後席を倒せば荷物が意外と積める

・小さくて小回りがきくので、細い道もラクラク

 

不満な点

・10万kmも乗っていると、さすがにヤレを感じる。高級車じゃないから仕方ないか!?

・他にも指摘がある通り、シートのホールド性能は、皆無(笑)

・運転席に座ると、左足がやや窮屈

 

総評

安くて、速くて、楽しいクルマ。スタイルもカッコイイ。

このクルマのオーナーであることを幸せに思います。

 

長距離移動してもあまり疲れないですよ!

カーナビを後付けして、いろんなところに出かけて楽しんでます。

 

車内が狭くても構わない人(独身者とかセカンドカーとか)なら、中古で状態がいいクルマを見つけたら、是非乗ってみることをオススメします。

乗ってて楽しい車です。用が無くとも乗りたくなります。

一人で走るのが好きな人にとっては満点な車ではないでしょうか。

マフラー&エアクリの交換だけでもかなり速くなります。

大人3人乗せて坂道を4速で走っていきます。

1速ダッシュでホイールスピン確定するほどの力を持ったじゃじゃ馬君を操る楽しさは乗った人しか分からないでしょうが最高に楽しいです。

ライトチューン程度でも街乗りで敵なしの車だと確信しています。

人をあまり乗せたりしない方にはとてもおすすめします。

コンピュータを変えるだけで、かなり過激に変貌を遂げます。

みなさんスターレットが大好きなんだなというのが伝わってきます!やはりあの、過激な走りとエンジン音、アクセルを踏んだ時の”人車一体”の感覚が運転手を虜にしているのでしょうね。

思い出すだけでワクワクします(笑)

 

スターレットの維持費

スターレットグランツァV 維持費

※本物ではありません(笑)

では実際に所有した僕が、スターレットグランツァVの税金と燃費について詳しく解説します。

 

スターレットの税金

スターレットグランツァV
自動車税/2年(13年経過車) 79200円
重量税/2年(18年経過車) 25200円
自賠責保険/2年 25830円

計130230円、1年あたり65115円になります。2019年2月現在、初年度登録から18年以上経過していますので、自動車税・重量税ともに、割増料金になっています。

発売当時から乗っていた方だと高く感じるかもしれませんが、個人的には、現代の車で車重1000㎏以下の車はほとんどありませんので、金額的にはそれほど驚きを与えるような額ではないのでは?と思います。

 

スターレットグランツァVの燃費

 スターレットグランツァV 燃費

  • 10.15モード:15.8km/l
  • 実燃費:街乗り10km/l前後、高速13km/l前後

スターレットグランツァVには任意でブースト圧を低く設定出来る「LOモードスイッチ」が付いていて、これを使うことで燃費がさらに向上します。

僕は、LOモードスイッチを使うと街乗りで1~2km/lほど、燃費が向上しました。

 

中古で買う際の注意点

実際に僕が1年半所有した際の故障事例を紹介します。

  • エンジンのオイル漏れ

スターレット エンジン オイル漏れ

これは実際に僕が乗っていたスターレットのエンジンの写真です。エンジンのいたるところからオイルにじみが出てきました。オイルが減るようなことはなかったのですが他の方の口コミでは、「シールが弱く漏れた」との投稿がありました。

中古車販売店に見に行った際には、地面にオイル跡が残っていないかを良く確認し、乗っている方は急に減るようなことがないか1カ月に1度は確かめておきましょう。

 

  • 純正サスペンションのコトコト音

スターレット 純正サスペンション コトコト音

購入時は純正のサスペンションが付いていたのですが、地面の凹凸で「コトコト」と音が出ました。

購入した販売店に持ち込んだものの、「分からない、寿命かもしれない」とのことでした。足回りは社外の車高調に交換予定でしたのでどちらでも良かったのですが、純正サスペンションで乗るつもりの方は試乗してから購入するべきでしょう。

 

  • エンジンを冷やしすぎるオーバークール
サーモスタット ラジエーター オーバークール

原因はサーモスタットの故障

これは一番驚いた故障です(笑)

ふと見た水温計が一番下まで下がっていたので「メーターが壊れた?」と思いましたが、信号待ちでは水温が上がったため、その症状を調べてみました。

おそらくオーバークールの症状に近いとのことで、購入した販売店にも出して詳しく見てもらった結果、サーモスタットが開きっぱなしになりエンジンを冷やしすぎるオーバークールであると言われました。

オーバーヒートは良く聞くので知っていたのですが、オーバークールは初めて聞いた言葉でした。修理金額は1万円ほどで直せるうえ、エンジンが冷えている時に負荷を掛けるのは良くないので、すぐに直しておくべき故障です。

 

こんな人にスターレットグランツァVがオススメ!

 スターレットグランツァV オススメ!

僕がスターレットグランツァVの購入をオススメする方はズバリ、「学生など、お金をかけずにスポーツカーを街乗りメインで走る人」です!

5人乗りの車体で実用性を持ちながら、1.3リッターターボと920㎏の車体で爆発的な加速を体感できるこの車は見た目に反して、本物のスポーツカーです。電子制御の現代の車には無いシンプルな構造によって、ダイレクトなドライビングを楽しめます。

ランニングコストや故障のリスクが気になる方こそスターレットは街乗りでもサーキットでも気軽に楽しめる車であると考えます。

この車は僕が今まで乗ってきた車の中で最も面白かった車であり、運転の基礎と車の構造について学び、レーシングドライバーを目指すきっかけにもなりました。スターレットグランツァVが気になっている方、面白い個性的なスポーツカーを探している方は是非、スターレットグランツァVの購入をオススメします!!

 

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

スターレットグランツァVが気になったら(株)ラインアップ菊池宛てにお願いします。

中古車販売 ラインアップ 菊池

お待ちしています!

  • 僕の愛車遍歴も是非見てみてください👇

レーシングドライバー菊池宥孝の【愛車遍歴】

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